INTERVIEW

今までにない「面白くて、美味しい」

ヒット商品を生み出す情熱。

Arisu Ito

酒類事業本部 商品オフィス 商品開発ユニット
2017年入社
応用生物科学部 醸造科学科卒

Profile

大学での研究を活かし、人が生きる上で必要不可欠な「食」に関わる仕事がしたいと思い、食品商社へ。入社後は、酒類事業本部に配属となり、オリジナル商品の開発メンバーとして菓子とコラボレーションした缶チューハイの開発などに取り組む。

01

コンセプト立案から
商品を世に送り出すまで、
トータルで関わる責任感。

三菱食品への入社の理由は?

大学では、お酒や味噌などを作るうえで欠かせない工程である「醸造」を学びました。一般のなかでも、特異で面白い分野と感じ選択。お酒や味噌などの調味料を研究するなかで、性別や年齢、国籍に関わらずすべての人に関わることのできる「食」に関する仕事がしたいと思い、食品メーカーや商社を中心に見ていました。そのなかで、メーカーは自社の商品に限定されるのに対し、食品商社はすべての食品に関わることができることに魅力を感じました。特に三菱食品は、オリジナル商品開発にも力を注いでおり、ユニークな商品開発ができそうだと感じたのが入社の決め手になりました。

商品開発の仕事を志望されていたのですか?

実は高校時代から食品の商品開発に興味があり、将来の夢と考えていました。それも、大学で「醸造」を専攻した理由の一つです。食品メーカーのように開発工程が分業化されておらず、コンセプト立案から最終商品を生み出すまで、トータルで開発に関われる三菱食品の商品開発に魅力を感じて、そのメンバーの一員になりたいと思っていました。商品開発業務に携われる社員は一部ですので幸運でした。

02

コンセプトから販売促進までを担当。
最新作、「かむかむレモンサワー」のヒットに向けて。

具体的にはどのような商品を開発しているのですか?

RTD(Ready To Drink)という蓋を開けてすぐに飲める飲料、一般的に「缶チューハイ」と呼ばれる商品を主に担当しています。コンセプト作りから、中味、缶のデザイン検討、製造・物流管理、営業担当者に同行しての商談、売り上げ管理等まで、商品開発のみならずその製造から販売まで、すべてに関わっています。商品開発は常に試行錯誤の連続ですが、そこに成熟していない未知の可能性を感じることができるのが面白さであり醍醐味です。

伊藤さんご自身が関わった商品について教えてください。

直近では「かむかむレモンサワー」の開発に深く関わりました。私がまず着手したのは市場調査。売れ行きが伸びている他社のレモンサワーをすべて飲んでみて、味の方向性やレモン果汁比率、アルコール度数、ターゲット層等々を調べ、トレンドに合致しつつ今までにない商品の開発を進めました。“かむかむレモン”の味をそのまま再現した味わいに仕上げ、甘みと程よい酸味の絶妙なバランスを目指しました。「レモンパルプ」と呼ばれるレモンの繊維をたっぷり使い、舌触りも楽しめる商品としました。

商品開発においてはどのような苦労や大変さがありますか?

商品開発というと楽しそうなイメージがありますが、コンセプト作りから販売促進支援まで、多岐にわたる業務すべてに深い知識が必要であり、それを現在進行形で吸収していかなくてはいけません。
また、新しいものを生み出す過程では、想定外の事態がよく発生します。業務幅の広さは関係者の数の多さと比例しますので、開発担当として、想定外の事態を適切に対処し、乗り越えていくのは簡単ではありません。一つの商品を作るのに必要なスパンは約10ヶ月。その期間中、気を抜ける瞬間はないといっても過言ではありません。

03

「美味しい、また飲みたい」と
言ってもらうために、
熱量のある開発をしたい。

仕事のやりがいや魅力は何ですか?

「かむかむレモンサワー」以外でも、開発メンバーとしてさまざまな商品に関わってきましたが、発売日には必ずたくさんの店を訪問し、棚に並んでいるのを見て回ります。購入していただいた方を見かけたとき、SNSで話題になっていると知ったときは、心から作って良かったと思いますね。自分が関わった商品で、多くの人に笑顔や楽しみを提供できる。この仕事の最大のやりがいです。

3年後の自分はどうなっていたいですか?

ゼロから自分で考えた商品を自分の力で開発できるようになりたいです。周囲に納得してもらえるだけの知識と熱量・情熱を持って、開発の経験を積み、たくさんの商品を作っていきたい。そしてその商品を「美味しい、また飲みたい」と思ってもらい、ヒット商品を生み出したいと思っています。そのためにも日常のなかでアンテナを立てて知識を吸収し、遊び心を忘れずに、仕事を楽しんでいきたいと考えています。

ONE DAY SCHEDULE

9:00
出社/メールチェック・TODOリストの確認
10:00
チームメンバーとスケジュール進捗確認
11:00
デザイナーと開発商品のデザインについて打ち合わせ
12:00
会社の近くでランチ
13:30
レシピ制作会社とレシピの改良依頼や、原材料手配についての打ち合わせ
15:00
商品開発研究会
全国の営業担当者とオンラインで今後の開発商品についての意見交換
開発中の商品の試飲や競合商品の試飲
17:30
退社/先輩や同期と飲みに行く

OFF TIME

オフはホットヨガに通ってリフレッシュしています。夏フェスや好きなアーティストのライブに行くのも趣味の一つです。また、最近は「謎解き」がマイブームで、リアルな「街歩き脱出ゲーム」によく出かけています(笑)。

社員インタビュー

KNOW OUR
WORK STYLE
WITH INTERVIW

Seiji Imagawa

CVS本部
低温グループ Bユニット
2009年入社
商学部 商学科卒

Koji Kido

営業第一本部
第一グループ Dユニット
2007年入社
経済学部 経済学科卒

Daisuke Maeda

フードサービス本部
広域外食グループ Aユニット
2012年入社
情報コミュニケーション学部
情報コミュニケーション学科卒

Hana Ishikawa

デリカ本部 デリカ第一グループ Aユニット
2021年入社
生活科学部 管理栄養学科卒

Arisu Ito

酒類事業本部
商品オフィス 商品開発ユニット
2017年入社
応用生物科学部 醸造科学科卒

Yui Endo

マーケティング本部
カスタマーマーケティンググループ
カスタマーマーケティング Bユニット
2012年入社
都市教養学部 経営学科卒

Junpei Sakaguchi

輸入商品開発本部 菓子グループ 企画ユニット
2018年度入社
商学部 商業・貿易学科卒

Risa Adachi

CVS本部
発注管理第二グループ
飲料・加食発注ユニット
2006年入社
食物栄養科 フードスタイリストコース卒

Keita Noto

ロジスティクス本部
開発第一グループ Bユニット
2012年入社
経営学部 経営学科卒

Koki Nobata

情報システム本部
NT企業間開発グループ 企業間Aユニット
2014年入社
産業社会学部 現代社会学科卒

※取材当時の部署です。