INTERVIEW
あらゆる食を支える物流を
デジタル化でさらに進化させるために。
能登 慶太
Keita Noto
ロジスティクス本部 開発第一グループ Bユニット
2012年入社
経営学部 経営学科卒
Profile
入社後、物流センターで低温商品の発注業務担当となり、仕入れ業務及びメーカーとの物流効率化に取り組む。入社5年目、得意先専用センターに異動して低温物流センターの新設プロジェクトに参画。その後、現在の部署に配属され、物流センターの新規立ち上げ業務に従事している。
01
先輩社員の熱い想いを感じて、
自ら物流部門への配属を希望。
三菱食品へ入社を決めた理由を教えてください。
大学時代、スーパーマーケットの惣菜売り場でアルバイトをした経験から、モノが流れていく流通に興味を持ちました。そうした背景から就職活動では食品業界を中心に見ていましたが、川上であるメーカーと川下である小売業をつなぐ、食品商社の仕事に特に興味が湧きました。当時は、三菱食品が誕生する直前の時期。会社にとっても新たな挑戦の時期であり、そのスタートラインに立てることへの期待感から入社を決意しました。
配属先も物流の仕事を希望されたのですか?
入社後の研修でさまざまな部署の業務を経験しました。入社前は、物流は食品商社ビジネスの裏方的存在と捉えていたのですが、物流部門に所属する先輩が言った「自分たちが主役」という言葉と、仕事に真摯に向き合う姿に熱い想いを感じ、自分も先輩のようになりたいと思って、物流部門への配属を希望していたところ、運良く希望通りの配属となりました。
02
効率性と生産性向上。
物流の普遍的なテーマを
どのように実現するか。
入社以来、どのような業務を経験してきたのですか。
入社後は、主に冷凍食品を中心とした発注業務を経験した後、物流センターに勤務し、物流業務の基本を学びました。物流部門は、営業のように売り上げ・利益を上げていく業務ではありません。求められるのは的確かつ迅速な商品流通の実践と、効率良く物流を管理し、生産性を向上させること。それによるコスト削減は、物流担当が常に追求するテーマとも言えます。
物流センターの新設プロジェクトにも参加したそうですね。
新たに横浜に低温物流センターを立ち上げるプロジェクトがあり、参加を打診されたのです。私の答えは当然「是非やらせてください」でした。プロジェクトのメンバーは三菱食品の社員だけでなく、物流関連の協力会社、マテリアルハンドリング会社、システム会社、ゼネコンなど、今まで関わったことがないメンバーばかり。物流センターでは「荷受け」「格納」「仕分け」という流れで商品を動かしていきますが、私はその一連の運用設計を担当しました。
新たな物流センターでは安定稼働させることが重要ですので、そこに携われたのは非常にうれしかったですね。
03
課題解決のカギとなる
DXを牽引する人材を目指して。
現在の仕事内容を教えてください。
2020年から新規物流センターの立ち上げ業務を担当しています。お客様の求める物流品質を実現する為、マテリアルハンドリング会社やシステム会社等とともに、物流センターに設置する設備、システムの設計を行っています。物流センターを建設して安定稼働に向けた運用を設計し、稼働させるまでがプロジェクトの流れです。お客様への企画提案から数えると実に5~10年もの時間を要します。
新しいセンターにはどのような要素が求められるのですか?
まず、必要不可欠なのが安定的な商品供給を実現できるセンターであること。そして、最近の大きなテーマとなっているのが、省人化・省力化、自動化の推進です。物流現場の労働力不足は大きな課題で、現在取り組んでいるセンターにおいても、将来を見据えたシステム構築や運用手法が求められています。私の役割の一つに新技術開発がありますが、ロボットなどの機械導入に留まらず、DX(デジタルトランスフォーメーション)を物流にどのように反映させていくか。そうした取り組みを加速させていきたいと思っています。
どのような点に仕事の難しさを感じますか?
自動化においてもセンターの運用においても、お客様の求めていること、考えていることが、果たして実現可能なのかどうか、一つひとつ紐解いていかなければいけないところですね。私だけでなく、マテリアルハンドリング会社やシステム会社等とともに、それぞれの要件を検討・調整してまとめ上げ、最終的にお客様に理解・納得してもらう。そういった点を説得力を持って伝えることが最も難しく、大変な仕事です。
3年後の自分はどうなっていたいですか?
これまではセンターの立ち上げから携わってきましたが、プロジェクトのスタートである取引先への企画提案の業務に携わってみたいですね。そしてセンター新設、あるいは物流改善などプロジェクトを総合的にマネジメントできる人材に成長したいと考えています。また、今後の物流センターの在り方のカギを握るデジタル化に精通し、それを牽引する人材でもありたいと思っています。
ONE DAY SCHEDULE
- 9:00
- 出社/メールチェック・TODOリスト作成
- 10:00
- プロジェクトチーム内ミーティング
- 11:00
- 協力会社との打合せ準備
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 協力会社との打合せ(マテリアルハンドリング/システム設計)
- 16:00
- 打合せ内容の取りまとめ、翌日の準備
- 17:30
- 退社
OFF TIME
身体を動かすことが大好きなので、気分転換したい時は、サイクリングやサッカーをして過ごしています。その他、ビデオや映画鑑賞をして心を癒すこともあります。最近見たなかでは連続テレビ小説の「あまちゃん」が非常に素晴らしく、大感動。
社員インタビュー
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※取材当時の部署です。