INTERVIEW

バイヤーとの信頼関係をベースに、

「売れる」メニューを考案するやりがい。

Yoko Terai

デリカ本部 デリカ第二グループ Aユニット
2015年入社
応用生物科学部 栄養科学科卒

Profile

入社後、営業第一本部に配属となり、スーパーマーケット(以下、スーパー)の加工食品の営業を2年間経験。常温の調味料や嗜好品などを取り扱った。入社3年目に、現在のデリカ本部に異動。スーパーの惣菜やベーカリーといったデリカ商品の営業を担当している。

01

惣菜やベーカリーの
原材料提案やメニューを考案。
得意先・メーカーと一緒に「美味しい、売れる商品」を生み出す。

入社後、配属となった営業の仕事について教えてください。

ある大手スーパーの営業担当者として、主に洋風調味料を取り扱っていました。スーパーでは年2回、店舗に陳列される商品の入れ替えが行われます。つまり、三菱食品が扱う商品をどれだけ導入できるかによって売上高は大きく左右されますから、営業担当者にとって非常に重要なミッションかつ大きなプレッシャーのある仕事です。また、ほぼ毎週、特売内容に応じた商品提供やキャンペーン施策など、スーパーの売り上げに寄与する企画を提案。先輩に同行し指導を受けながら、必死に取り組んでいました。

現在所属しているデリカ本部での仕事内容はどのようなものですか?

今までは、完成した商品である加工食品を扱っていましたが、デリカの場合、その完成品を考えることがミッションであり、仕事内容は大きく変わりました。スーパーのバイヤーやメーカーの担当者と一緒に、使用する原材料やメニュー考案を行い、どのような商品を作るかを検討していきます。メニューが採用されると、今度は原材料供給までのスケジュール調整や数量の検討などを進めます。デリカの原材料は賞味期限が短いものが多いので、在庫をコントロールし、物流を的確にハンドリングし安定供給することも営業の重要な役割の一つです。

02

相手の立場に立ち、考えるから、
課題解決へのヒントが生まれる。

メニュー考案で印象深い取り組みは?

スーパーのベーカリーで、得意先のバイヤーとともに新しいクリームパンの考案に取り組んだことです。定番商品のクリームパンの売れ行きが鈍くなっているという相談を受けた私は、さっそく「売れるクリームパン」を生み出すための検討を開始。専門店や競合を得意先と一緒に調査し、さまざまな試行錯誤の末、作り上げた商品は、卵と油脂の量を増やし、生地の色を白ではなく黄みがかったものにしたクリームパン。味も良くなり、リッチ感も演出できると考えました。大量の試作とテスト販売を経て販売したクリームパンは幸いなことにヒット商品となりました。

取り組みにおいて大変だったことは?

バイヤーからの信頼を得ることですね。デリカ担当となった当初は、実績がなかったこともあり、得意先と信頼関係を築けていると自信を持って言える状態ではありませんでした。それでも、地道にコツコツとバイヤーのもとに通い、情報提供やメニュー提案を進め、その結果として、クリームパンの相談を持ち掛けられ、「一緒にやろうよ」と言ってもらうことができたのです。ビジネスの基本は人と人との信頼関係。つまり、それがなくては、メニュー開発のスタートラインに立つことさえできないと言うことですね。

「信頼関係」が重要なのですね。

はい。この仕事で最も大切なことはバイヤーやメーカーの担当者と信頼関係を構築することだと思っています。その関係性のなかでメニューを考案し、商品化につなげ、結果ヒットしたときが一番嬉しくもあり、楽しい瞬間です。クリームパン企画に一緒に取り組んだバイヤーからは、私が担当を離れる際に「寺井さんが担当で良かった、寺井さんがいたからここまでできた」とおっしゃっていただけました。振り返ると、大変なことのほうが多かったですが、そのときは「頑張って良かった」と心から思いました。

03

相手の立場に立ち、考えるから、
課題解決へのヒントが生まれる。

仕事で大切にしていることは?

相手が何に困っているのか、何が課題で何を求めているのか。相手の立場に立って徹底して考えることです。あるスーパーでは、お弁当売り場に大きな課題を抱えていました。しばらく商品の入れ替えがなく、商品の見た目も古く、実際売り上げも低迷。その難局を突破するため、私はそのスーパーの20種類すべてのお弁当のリニューアルを提案しました。バイヤーとメーカーの担当者を試作に巻き込み、結果として多くのお客様に支持されるお弁当に生まれ変わらせることができました。相手のことを考えた上で主体的にアクションを起こせば、それに応えてくれる人は必ずいると思っています。

3年後の自分はどうなっていたいですか?

3年後も、今のデリカの業務を究めていくことにこだわっていたいと思っています。そのためには、原材料をはじめとした商品知識を貪欲に吸収していきたい。たとえば、海外から原材料を買い付ける場合の価値や価格の相場観など、覚えなければならないことは無限にあります。上司や社内の先輩方を見ると自分にはまだまだ足りないと痛感します。また加工食品とデリカの双方の営業を経験したことを強みにして、その経験を活かした業務にもチャレンジしていきたいと思っています。

ONE DAY SCHEDULE

8:00
出社/メールチェック・在庫の確認
11:00
商談準備・見積書の作成
12:00
昼食
13:00
得意先へ移動のため、会社を出発
14:00
得意先にて商品の試作・検討
17:00
帰社後、事務処理
17:30
退社

OFF TIME

入社前から料理が好きで、好きなものを作って気が付いたら時間が経ってしまった、ということがよくあります(笑)。食べてばかりでは体に良くないので、最近、未経験者ではあるものの社内サークルでバスケットを始めて楽しんでいます。

社員インタビュー

KNOW OUR
WORK STYLE
WITH INTERVIW

Seiji Imagawa

CVS本部
低温グループ Bユニット
2009年入社
商学部 商学科卒

Koji Kido

営業第一本部
第一グループ Dユニット
2007年入社
経済学部 経済学科卒

Daisuke Maeda

フードサービス本部
広域外食グループ Aユニット
2012年入社
情報コミュニケーション学部
情報コミュニケーション学科卒

Hana Ishikawa

デリカ本部 デリカ第一グループ Aユニット
2021年入社
生活科学部 管理栄養学科卒

Yui Endo

マーケティング本部
カスタマーマーケティンググループ
カスタマーマーケティング Bユニット
2012年入社
都市教養学部 経営学科卒

Junpei Sakaguchi

輸入商品開発本部 菓子グループ 企画ユニット
2018年度入社
商学部 商業・貿易学科卒

Risa Adachi

CVS本部
発注管理第二グループ
飲料・加食発注ユニット
2006年入社
食物栄養科 フードスタイリストコース卒

Keita Noto

ロジスティクス本部
開発第一グループ Bユニット
2012年入社
経営学部 経営学科卒

Koki Nobata

情報システム本部
NT企業間開発グループ 企業間Aユニット
2014年入社
産業社会学部 現代社会学科卒

※取材当時の部署です。